DVDレコーダーの種類
DVDレコーダーは大きく分けて3種類あり、購入の際にはご予算や用途に応じて選択しましょう。
DVDレコーダー単体型
HDD(ハードディスクドライブ)やVHSデッキを搭載しておらず、DVDドライブ単体のレコーダーです。
ハイブリッド型
「HDD+DVDレコーダー」や「VHS+DVDレコーダー」のように複数の記録型ドライブを搭載している機種のことです。今最も人気があるのがHDD+DVDレコーダーで、HDD(ハードディスクドライブ)とDVDレコーダーの複合型です。
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TOSHIBA
RD-XS53...
「HDD+DVDレコーダー」
HDDとDVDに分けて録画するだけでなく、HDDに2番組同時録画が可能なので、旅行で不在でディスクの入れ替えなどができないときでも大丈夫。
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ハイブリッド型+VHSビデオデッキ搭載型
ハイブリッド型にVHSビデオデッキまで付加されており、今までに録り溜めたVHS資産を気軽にDVDにダビング出来るのが大きな特徴です。
主な記録型DVDメディアの特性
レコーダーに使う主な記録型DVDは3種類。1回書き込みのDVD-Rは全機種が対応する。あとは書き換え型のDVD-RWかDVD-RAMの選択だが、自分で録画したテレビ番組を見るだけなら、どちらでも大差はありません。機種自体の機能や使い勝手を重視すればいいでしょう。
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フォーマット
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編集機能
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互換性
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書き換え
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コピーワンス番組の録画
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-R
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ビデオモード
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×
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◎
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×
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×
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VRモード
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◎
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△
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×
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○
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-RW
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ビデオモード
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△
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○
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1000回
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×
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VRモード
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◎
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△
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1000回
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○
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-RAM
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VRモード
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◎
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×
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10万回
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○
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特 長
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-R
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互換性が高く、配布用途に適している。ファイナライズ前なら、タイトル削除はできるが、容量は増えない。最近はVRモードに対応する機種が出てきた。 |
-RW
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編集に適したVRモードと互換性の高いビデオモードを選択して利用する。両方の特性の両立はできない。最近ではビデオモードのファイナライズを解除して追記できる機種も増えてきた。 |
-RAM
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編集の自由度が高く、パソコンとの連携に優れている。レコーダーは最も普及。両面9.4GBタイプもある。 |
※コピーワンス番組・・・著作権を保護するために1回だけコピーすることが許された番組のこと。デジタル放送は04年4月から、地上、BSなどで録画データのコピーを1回に制限すると同時にデータの移動(ムーブ)しか許さないコピーコントロール信号を放送波に追加している。
※ファイナライズ・・・DVDにデータを書き込む際、書き込み終了を示す情報を付加すること。データの追記はできなくなりますが、他のパソコンやDVDプレーヤーなどで再生することができます。
※ VRモード・・・ビデオレコーディングモードの略でDVD−R/DVD−RWディスクを使って、プログラム編集や録画時間可変のマニュアルモード録画など、DVDレコーダーならではの多彩な機能を楽しむための録画モードです。
※ ビデオモード・・・再生互換性に優れており、DVD−R/DVD−RWディスクを使って、映像をそのまま録画するときに使います。このモードで録画したDVD−R/DVD−RWディスクは、多彩な再生環境に対応し、DVDプレーヤーやカーDVDプレーヤー、DVDビデオ対応のパソコン、DVD−ROMドライブ、DVD再生機能付きゲーム機など非常に多くの機器で再生が可能です。
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