DVDの特長

CDと同じサイズのディスクにCDの約7倍のデータを記録することが出来る。

DVDディスクは直径12cm、厚さ1.2mmとCDサイズ。しかし、CDの記憶容量が700MB（メガバイト）なのに、DVD-Rは4.7GB（ギガバイト）〔片面1層記録の場合〕、CDの約7倍という大容量です。

DVDとは何の略？

DVDは「Digital Varsatile Disk（デジタル・ヴァーサタイル・ディスク）」の略。 映像ソフトとして楽しんだり、自分で録画したり、データも記録できる多用途ディスク。

「DVD」とはDigital Video Diskの頭文字をとったものだ、と思われる方も多いと思いますが、現在ではDigital Varsatile ( = 万能 ) Diskの略だという説が主流です。DVDはハリウッドの映画業界が日本企業に「CDサイズで映画を再生できるメディアを作ってほしい」と依頼したのが始まりだと言われています。その後、パソコンのデータ記録に使用されるなど用途が広がったため、DVDのVはVideoではなく「Versatile：ヴァーサタイル（多用途の）」のVということになりました。

再生専用のDVD

再生専用のDVDは、「映画」、「音楽」、「パソコンソフト」の配布用などに使われます。記録された内容の消去や書き換えは出来ません。

再生専用のDVDには、映画ソフトのDVDビデオや音楽ソフトのDVDオーディオ、パソコンソフト配布用のDVD-ROMがあります。また、家庭用ゲーム機のDVDディスクも再生専用です。これら再生専用のディスクには、ディスク基板の凹凸としてデータが刻まれており、消去できない構造になっています。

記録可能なDVD

記録型DVDには5つの規格があり、それぞれ特徴を持っています。